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LAN環境は接続の方法や機器類でスピードが変化します
2015年04月04日

LANケーブルはモジュラージャックのように簡単に接続して拡張することが出来ますが、
拡張機器やケーブルのつなぎ方によっては通信速度が大きく左右されます。

まずはLANに接続されている機器を確認してみましょう。
インターネットに接続するためには、ルーターという機器を通すことが必要です。

このルーターは、お使いいただく端末の台数やどれぐらいのデータ量を扱うかで選ぶ必要があります。
例えば、ご家庭でパソコンやプリンター、スマホやタブレットで4~5台の接続であれば市販の家庭用ルーターで十分ですが、これが、端末10台以上になってくると、パソコンやスマホ、タブレットで動画を見たりダウンロードを同時に行ったりすると、通信速度が低下してしまいます。

このような場合、ルーターの処理能力が低い事が原因になる事が多いようです。
実際、量販店で販売されているルーターに20から30台の端末を接続する事はできますが、同時にインターネットを使用する環境では、つながらないや遅いなど問題が発生する場合があります。
ちなみにNTTからレンタルされているルーターは、ご家庭用を想定していますので、10台以上の接続はあまりおすすめできません。

また、最近ではLANディスクのようなLANを使ったハードディスクが普及していますので、重いデータをやりとりしたり集中して利用すると繋がらないなどの障害が発生する場合があります。
台数をたくさんつなぎ、同時に使用する頻度が多い環境では、ビジネス用のルーターやハブをご購入されることをお勧めいたします。

次に、LANケーブルで繋ぐ場合のコツをお伝えしましょう。
LANケーブルを1本から分岐する場合にはhubを使いますが、たこ足のように1本のケーブルから何本も分岐して利用すると、接続された機器によっては通信できなくなったり、つながりにくくなる症状が発生します。 わかりやすく説明すると、大きさの同じ水道管1本から5本分岐をして水を同時に出す場合を考えてみてください。根元は1本から分岐しているため、同時に使用すれば分岐した1本の配管からは5分の1の水しか利用できません。
このことから、ハブなどで分岐を繰り返して、1本のLANケーブルから10本・20本とつながげている場合には、根元の1本を2つあるいは3つに分散して引き直すと、スピード低下の防止につながります。
また、数年前までは、100MbpsのLANケーブルと端末機器が主流でしたが、最近では1Gbps対応のルーターやハブも安価に販売されていますので、構造上どうしてもLANケーブル1本でしか目的地に引けない場合などは、データ通信量を多く流せるようにギガ対応の機器やケーブルに買い換える事もひとつの方法です。

実はLANケーブルにも種類がありまして、カテゴリーという単位で分類されています。
概ね100Mで利用されているものはカテゴリー5 や5eという規格のもの、
1Gで使用する場合にはカテゴリー6以上のものをお勧めいたします。
また、ケーブルだけを交換してもお互いの端末が、同じ通信規格に対応していなければ、
目的の通信速度が達成できませんのでご注意ください。

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