最近、多くの方が迷惑メールにお困りのようです。
毎日数件から数百件もの迷惑メールが届くという方もいらっしゃいます。かつては、コンピューターウイルスが添付されたメールが主な被害源でしたが、最近ではなりすましメールによる迷惑メールからの被害が増加しています。
この種の被害には、以下のようなものがあります:
・取引先を装ったなりすましメールによるウイルス感染
・取引アカウントの乗っ取りと購入被害
・自分のメールアカウントを悪用した迷惑メールの拡散
最近では、取引銀行を装った偽のログイン画面へ誘導する詐欺、クレジットカードの利用停止案内、アマゾンアカウントの利用停止通知など、詐欺メールの内容も巧妙になっています。
特に、メールやログイン画面は本物そっくりに作られており、多くの人々が気付かずにアクセスしてしまっています。
確認されているなりすまし(迷惑メール)の一例
・三井住友銀行 利用停止案内
・三井住友カード 利用停止案内
・楽天カード 利用停止案内
・イオンクレジット 利用停止案内
・セゾンカード 利用停止案内
・Tsカード 利用停止案内
・エポスカード 利用停止案内
・えきねっと 本人確認誘導
・VIEWカード 利用停止案内
・ドコモ au softbank各社電話料金未納
・アマゾン お支払情報の確認 あるいは 本人確認誘導
このほかにもいろんなものがあります
では、どのようにしてこれらの被害を防ぐことができるでしょうか?
まず第一に、
メールを無闇に開かないことが重要です。
自分の記憶にないサービスからのメールや、関係のないメールは、ほとんどが迷惑メールである可能性が高いです。
これらのメールは開かず、ゴミ箱や迷惑メールフォルダに移動させましょう。
次に、
自分が利用しているサービスと紐づけられているメールアドレスを確認しましょう。
もし利用しているサービスからのメールが登録メールアドレス以外に届いた場合
それも迷惑メールの可能性が高いです。
また、メール本文の文面をよく確認しましょう。文面が不自然な場合や、日本語がおかしい場合、あるいは「親愛なる○○○さま」といった表現や、メールアドレスが不適切に使われている場合には警戒が必要です。
「アカウントが停止されました」といった文言のメールも注意が必要です。
このような場合、メール本文からの手続きを行わずに、通常のログイン方法でアカウント情報を確認することで被害を防ぐことができます。
さらに、
メールに含まれるURLにも注意しましょう。
表示されているURLが正規のものであっても、実際のリンク先が異なるサーバーになっていることがありますので、URLをクリックしないようにしましょう。
最後に、メールからの指示に従わず、取引がある場合は常に公式な手段で情報を確認することが大切です。メールからの手続きを行わず、メールに返信しないように心がけましょう。
当社では、お客様に対してこのような注意喚起を行うチラシを作成しています。