11月, 2025年
原因は漏電ブレーカー
先日、保守管理契約をいただいているお客様から、防犯カメラが映っていないと連絡がありました。こちらから遠隔操作で動作確認を行おうとしたところ、応答がありませんでした。
そして、現場へ急行。でも様子がおかしい。先方のスタッフが慌ただしく動いている。
どうしたんですか?と声をかけてみると…
停電してるんですよ。
しかし、お隣さんはどうやら電気がついている様子。コレはブレーカーなのではと、みんなで配電盤を探し、見つけたブレーカーを一つ一つ確認しました。
しかし、どれもブレーカーが落ちていなかったのです。でも現に停電しているので、他にもブレーカーがあるのではと探したところ、電柱からの引き込みの下にそれはあった。主ブレーカーだ。 しかし、それも落ちていなかったが、よく見ると隣りにある漏電ブレーカーが下がっているようにみえました。
恐る恐る、上に押し上げようとするけど、上に上がらない。そのため、一旦下に押してから上に上げてみたところ電気が復旧しました。
防犯カメラにはUPSを搭載していたので、停電から約4時間してバッテリー切れになったところで停止したのだと思われた。
点検をして確認をしたところ、異常は無いようだった為、担当者に説明をしてその場を後にしました。

次の日、別件で他のお客様のところに向かう途中で、昨日のお客様より電話が入った。
「今日もまた停電してるんだよ」
え?またですか。と話を聞いているうちに、不思議なことを言い始めた。
「停電してるのに防犯カメラは映っているんだよね…」
どうやら停電して焦ってしまって忘れているのか、UPSがついていますので4〜5時間程度は停電しても映っていますよ。昨日はおそらく深夜に停電して、復旧までにバッテリーを使い切ってしまったために映っていなかったのでしょうと説明しました。
担当者は、そうだったと思い出したと同時に落ち着いて来たようだった。 しかし、昨日に引き続き、漏電ブレーカーが作動するという事は、どこかで何らかのショートが起きている可能性があるので、クランプメーターや、テスターを使って特定するしかないと説明をして電話を切りました。
2日連続で起きた漏電ブレーカー騒動でしたが、防犯カメラが正常に作動していた事が確認できたのでひとまず安心した事件でした。
メールによる会合や打ち合わせ内容の確認にはご注意を!!
昔からある迷惑メール、なりすましの手口ですが、最近また多くなってきています。確認されているものでは、 「先日の勉強会お疲れ様でした」から始まり、「今後の打ち合わせをしたいので、スケジュールを調整していただけませんか?」あるいは「会議資料に目を通していただけませんか?」など様々です。
下の画像は実際に来たメールの一部です。

上のメールでは、場所を確認させる為にURLを開かせようとします。自然に感じられますが、ちょっと待って✋️
本来であればメールにお送り先の宛先などを書いているのが一般的と思いますが、このメールには、江藤としか書いていません。
会社名や名前すら名乗らないメールは怪しいです。こういった場合には、添付された画像やURLはクリックせず、無視してください。
そのままクリックしてしまうと、ウイルスに感染そしてしまうこともあります。特にランサムウェアは被害は大きくなりがちです。
身に覚えのないメールは、一から確認して添付ファイルやURLを開かない。それを徹底するだけでも効果がありますので、すべてのメールは疑ってかかるようにしてください。




