6月, 2017年
USBメモリー(フラッシュメモリー)は保存用ではない
みなさんこんにちは、システムエンジニアの鈴木です。
身近に誰でも利用するフラッシュメモリー。今では安いもので数百円から販売され、USBに差し込んで使ったり、スロットにカードを差し込んで使うなど、便利に利用出来ますよね。
価格が安い事から、何枚(何本)か持って保存用に使っている方も多いのではないでしょうか。
実はフラッシュメモリーには欠点がある。
フラッシュメモリーは原理上、消去や書き込みの際に絶縁体となる酸化膜を電子が貫通して酸化膜を劣化させるので、書き換え回数に制限があります。最近のものは技術が向上しているとは言え、千回から一万回程度が寿命とされています。
ハードディスクの書き込み回数と比べてみるとツキとスッポンぐらいフラッシュメモリーの書き換え回数が少ないのです。
また、保存期間にも問題があります。
フラッシュメモリーは目には見えないかもしれませんが、酸化膜が日々劣化しています。この劣化は、書き込みを繰り返す母酸化膜の劣化が激しく保存期間が短くなります。
よく、しばらく放置したフラッシュメモリーを使おうとしたら、データが消えてしまった、あるいは書き込みエラーが出るなどの原因はこういった酸化膜の劣化が原因なのです。
一時的なデータの保管として利用するならば良いのですが、長期にわたるデータ保管は避けるべきと思われます。
このような構造のデメリットを理解した上で便利にフラッシュメモリーを使っていきましょう。
ハードディスクは選ぶもの。耐久品ではない!
みなさんこんにちは、エンジニアの鈴木です。
今日のお話はハードディスクについてです。
皆さんはパソコンやNASなどに搭載されているハードディスクは全て同じものと思っていませんか?
ハードディスクには種類があり、用途によって使い分けられています。
例えば、サーバーやNASと言ったアクセスが頻繁に発生するような環境では、耐久性のあるハードディスクが使われています。
もちろん、通常のパソコンに使われているハードディスクでも利用できますが、トラブルの発生も多くなります。
一般のパソコンでも使い方によって異なります。
ネット閲覧やワープロ、表計算程度で利用する場合と、ビデオ編集を頻繁に行う作業とでは、ハードディスクの負担が大きく異なります。
もし、あなたがビデオ編集や音楽編集、あるいはCADなどの重たいファイルの作業を行うのであれぱ、耐久性のあるハードディスクを使用する事でトラブル防止を予防できます。
また、耐久性に優れていると、通常よりも長い期間ご利用頂けることもまた魅力です。
以上のように様々な用途によってハードディスクを選ぶことでデータを安心して運用できるのではないでしょうか。
但し、ハードディスクは壊れるものです。どんなに耐久性が良いといわれていても消耗品です。
万が一のためにしっかりとバックアップを取っておくことが大切です。
ネットワークメンテナンス工事のお知らせ
平素はドリームズカンパニーをご利用いただき誠にありがとうございます。
下記の日程にて、ネットワーク設備のメンテナンス工事を行います。
お客さまには大変ご迷惑をお掛けいたしますが、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。
記
1.日 時 :2017年6月21日(水) 0:00 ~ 7:00 (24時間表記)
2.地 域 :福島エリア
3.対 象 :クラウドファイルサービス・OEM システム・VTOS・VTSV
4.内 容 :ネットワーク設備のメンテナンス工事
5.影 響 :メンテナンス工事時間帯において、
最大70分の通信断が発生します。
ホームページサーバー、メールサーバーのご利用のお客様に影響はございません。
インターネットが遅いを改善する新しいサービス
こんにちは、インターネットを快適にご利用頂きたい、鈴木です。
今日は、一部のお客様で時間帯によってインターネットの回線速度が著しく低下するというお客様のご要望に応えたサービスをご紹介いたしましょう。
インターネット回線の接続が遅くなる理由としては、1.周辺でネット利用が集中して回線の許容範囲を超えてしまい、著しく通信が遅くなるパターンと、2.プロバイダーが管理している接続の許容範囲を超えると通信が遅くなる場合、最後は、3.従来の接続ではNTTフレッツ網の装置に集中し混雑してしまい、通信速度が低下するという大きく3つがあげられます。
今回のケースでは、ご自身の環境には問題無い事を前提としてご案内いたします。
その3つの原因で最近多く発生している障害として、フレッツ網の装置(NTT側)により混雑して通信速度が低下するという現象です。
現在多くが利用されている環境で、必ずこの装置を経由しないとインターネットに接続できない仕組みになっています。
しかし近年サービスの向上により、IPv6のIPoEという通信規格を利用することで、このNTTフレッツ網の装置を経由すること無く、直接インターネットに接続できる仕組みが整ってきました。このサービスを利用する事で、通信速度が向上いたします。
でも、すべてにおいて改善できる訳ではありません。
すでにご案内している障害の3つのケースのうち、1番の周辺でネット利用が集中して回線の許容範囲を超えてしまい、著しく通信が遅くなるパターンについては、収容されている回線の太さが決まっている以上、利用者が多ければ速度向上の解決には至りません。
現在障害の開示されているデータからすると、NTTフレッツ網の装置による速度低下の割合が多いため、場合によっては装置の設備を介さないTPv6のIPoEで接続する事により改善する可能性が高いのではないかと私は思います。
福島市の例でお話しすると、福島市野田町付近は慢性的な通信低下が確認されていて、時間帯によっては、通信速度が1M以下という事もしばしば確認されています。IPv6事態がまだあまり使われていない環境ですので、簡単な切り替えを行う事で速度向上の改善ができるのかと思います。
そこでご紹介するサービスがインターリンクが提供する速度重視の新規格「フレッツ接続 ZOOT NATIVE」です。
http://www.interlink.or.jp/service/zootnative/index.html
2017年4月1日にスタートした「ZOOT NATIVE」(ズット ネイティブ)は、安定した通信速度でご利用頂いております。
現在ご契約中のサービスと併用も可能なので、2ヶ月無料体験で「ZOOT NATIVE」を体感していただき、速度改善があった時に切り替えをお奨めいたします。
但し、ご利用にはいくつか注意点があります。
1.すでにフレッツ光回線が開通していること
2.DS-Lite対応ルーターが必要
3.フレッツ・V6オプションを契約する(NTT契約-月額無料)
4.フレッツ光回線の「お客さまID」と「アクセスキー」の確認(必需)
※フレッツ光開通時に、NTT東西から送付されている書類『開通のご案内』に記載されています。
※お客さまIDとアクセスキーが不明な場合は、NTT東西(0120-116-116)にお問い合わせください。
※このサービスはIPv6トンネルという技術を使用するため、DS-Lite対応ルーターが必要です。
ご興味のある方で、このサービスを試してみたいというお客様がいらっしゃいましたら、お気軽にお問い合わせください。
フリーアクセス 0800-800-2044