スタッフブログ
DNSを運用している方への注意
2017年9月19日以降に一部のDNS応答のサイズ増大により
インターネット利用に影響が出る恐れがあります。
現在、ICANNにより進められている、 ルートゾーンKSKロールオーバー(鍵署名鍵の更新)に伴い、 2017年9月19日(火)に一部のDNS応答のサイズが増大する作業が予定されています。 これにより、利用環境によってはIPフラグメンテーション(データ量の増大)が発生し、 インターネットの利用に遅延や接続できないなどの障害が起こる可能性があります。 そのため、ご自身が運用されている環境についてご確認いただき、 DNS応答のサイズ増大に備える必要があります。
KSKロールオーバーの概要や、 本件に伴う影響やその対応についての特設Webページを、 本日付でより詳しく更新いたしました。 これを参考に、ぜひご自身が管理するDNS、ネットワークの再確認を行ってください。
KSKロールオーバーについて
https://www.nic.ad.jp/ja/dns/ksk-rollover/ (外部リンク:JPNIC)
サーバ側でDNSSEC検証を有効にしている場合はもちろん、 無効にしていてもクライアント側がDNSSECに関する問い合わせをしてくるケースなど、 状況によっては本件の影響を受ける可能性があります。 その他、明示的にDNSSEC検証を有効にしていなくても、 デフォルトで有効になっている場合もあります。
更新作業を進めているICANNは、 インターネットユーザーの4人に1人に影響が及ぶ可能性を示唆しており、 日本国内でも総務省をはじめ、各所から注意喚起がなされています。
JPNICはこれまでも本件に関する情報提供を行ってまいりましたが、 内容について数多くのお問い合わせいただいていることから、FAQも含めて、 本解説ページを更新いたしました。
ご自身が運用されている環境に直接問題が出なくても、 本件の影響を受けたユーザーなどからの問い合わせの増加なども考えられます。 みなさまぜひこちらのページをご覧になった上でご確認いただきますよう、 お願いいたします。
この事でどんな問題が起きるのか?
ルートゾーンに含まれる鍵(KSK)が新しくなります(トラストアンカーの更新)。
一部のDNS応答のサイズ(DNSKEYの応答)が一時的に大きくなります(DNS応答サイズ増大への対応)。
大きくなったDNS応答を正しく受け取れない場合、 DNSSECに関わる通信に悪影響が出る可能性があります。 その結果、インターネットの利用に問題が発生します。
対応しなければならないサービス
・BIND9.6以前(対策必要)
BIND9.7系以降にする(推奨は9.9系:機能的に問題がないのならばESVである9.9系へ)
OpenSSLでもECDSAでの署名も進むと考えられるので考慮した対策が必要。
・Windows Server DNS(対策不要)
Windows Server 2012以降がインストールされているのであれば設定や変更の必要はなし。
結論として、Windows OS の DNS サーバーにおいては DNSSEC の構成の有無に関わらずルート ゾーン KSK の更新に伴う対策は不要です。
ご参考までに・・・
Adobe製品の脆弱性対策について
やや重要なセキュリティー対策がありますのでご案内いたします。
Adobe製品で2つのセキュリティーホール(脆弱性)が見つかりました。
以下のアプリケーションがパソコンにインストールされていれば、以下の方法でアップデートできます。
リンク先は、IPA 情報処理推進機構のホームページへリンクしています。ご参考になさってください。
Adobe Flash Player の脆弱性対策
概要
アドビシステムズ社の Adobe Flash Player に、ウェブを閲覧することで DoS 攻撃や任意のコード(命令)を実行される可能性がある脆弱性(APSB17-23)が存在します。
これらの脆弱性を悪用された場合、アプリケーションプログラムが異常終了したり、攻撃者によってパソコンが制御されたりして、様々な被害が発生する可能性があります。
アドビシステムズ社からは、「攻撃対象になるリスクが比較的高い脆弱性」としてアナウンスがされているため、至急、修正プログラムを適用して下さい。
対象
次の Adobe 製品が対象です。
Adobe Flash Player Desktop Runtime
26.0.0.137 およびそれ以前のバージョン (Windows、Macintosh、Linux)
Adobe Flash Player for Google Chrome
26.0.0.137 およびそれ以前のバージョン (Windows、Macintosh、Linux、Chrome OS)
Adobe Flash Player for Microsoft Edge and Internet Explorer 11
26.0.0.137 およびそれ以前のバージョン (Windows 10 および 8.1)
https://www.ipa.go.jp/security/ciadr/vul/20170809-adobeflashplayer.html
Adobe Reader および Acrobat の脆弱性対策
概要
アドビシステムズ社の Adobe Reader および Acrobat に、PDF ファイルを閲覧することで任意のコード(命令)が実行される脆弱性(APSB17-24)が存在します。
これらの脆弱性を悪用された場合、アプリケーションプログラムが異常終了したり、攻撃者によってパソコンが制御されたりして、様々な被害が発生する可能性があります。
アドビシステムズ社からは、「過去に攻撃リスクが高いとされたことのある脆弱性」としてアナウンスがされているため、至急、修正プログラムを適用して下さい。
対象
次の Adobe 製品が対象です。
Acrobat DC (Continuous Track) 2017.009.20058 およびそれ以前のバージョン (Windows、Macintosh)
Acrobat Reader DC (Continuous Track) 2017.009.20058 およびそれ以前のバージョン (Windows、Macintosh)
Acrobat 2017 2017.008.30051 およびそれ以前のバージョン (Windows、Macintosh)
Acrobat Reader 2017 2017.008.30051 およびそれ以前のバージョン (Windows、Macintosh)
Acrobat DC (Classic Track) 2015.006.30306 およびそれ以前のバージョン (Windows、Macintosh)
Acrobat Reader DC (Classic Track) 2015.006.30306 およびそれ以前のバージョン (Windows、Macintosh)
Acrobat XI (Desktop Track) 11.0.20 およびそれ以前のバージョン (Windows、Macintosh)
Reader XI (Desktop Track) 11.0.20 およびそれ以前のバージョン (Windows、Macintosh)
https://www.ipa.go.jp/security/ciadr/vul/20170809-adobereader.html
私たちは、作るだけの仕事じゃない。情報を守る事も使命!
みなさんこんにちは、本日のお仕事がやっと終わった、システムエンジニアの鈴木です。
昨日から私たちは慌ただしく動いていました。
それは、セキュリティーホール対策。言わば、抜け道の穴埋めですね。
本来便利に使える機能としてお客様に提供してきたサービスの一部を悪意ある者が悪用するという事件が発生しました。情報漏洩などは発生していませんが、無差別に無意味なメールが送られた痕跡がありました。
しかし、この方法を使っても悪意のある者がメール本文に追加してなにか書き加えられる訳ではないのですがね。負荷をかけてサーバーをダウンさせようという考えだったのでしょうか・・・
謎です。
下の画像がサーバーの不正アクセスログです。
半日程度のログですが、不正アクセスが3万4千近くアタックしている事がわかります。
さきほど一日の総アクセス数が確認できました。5万7千に達しました。
もしこれが通常のホームページアクセス数ならばお客様は大繁盛なんでしょうけどね~
私たちは、ホームページ制作やシステム開発ばかりを行っているのではなく、常に安心してサービスが提供できるようサーバーのアクセスログを解析して、危険度合いに応じて対応しているのです。
全世界に割り当てられているIPアドレスを常に解析して、不正が多いIPや国などは危険なものとしてチェックし、一定基準を超えた連続アクセスをブロックする事で被害を最小限にとどめています。
また、弊社が提供しているAPIのサービス、インストール型のサービスなども定期的に検証し、危険と判断すればサービスを停止する、あるいは代替えのサービスに切り替えるなどの処置を講じています。
いつでも快適にご利用いただけるよう日夜私たちが皆様の大切な情報を守っています。
町おこしや店舗集客の切り札に。リアルスタンプラリー制作
こんにちは、システムエンジニアの鈴木です。
夏と言えば事業者の皆さんにとってかき入れ時の方も多いのではないかと思います。
しかし、なかなか集客しようとも起爆剤になるような話題性が無い。リピートにつながらないなどでお悩みのオーナー様も少なくない事と思います。
今回、私たちがご紹介するのは、手軽にスタンプラリーを構築して、お客様に楽しんで頂きながら名所や施設を巡るリアルな宝探しです。
ただ宝探しと言うのではなく、スマホやタブレットを使って楽しさを提供するものです。
あらかじめ専用サイトで会員登録すると、ゲームの始まりです。
画面に地図が出てきますので、行きたいところをタッチします。
すると、宝の位置についてのヒントが出てくるので、プレーヤーはヒントを頼りに宝箱を探します。
探しあてた宝箱にあるQRコードまたは、写真で撮影すると、宝箱やコインがゲットできます。
この時にお店や施設の案内、クーポン発行なども行えます。
こうして集めた宝はMyBooker(Web内のフォルダー)に収められ、いつでも確認できます。
すべて収集が終われば、報告所へ行き、最後のQRコードを読み取ってクリアーとなります。
あらかじめ用意された景品やクーポン、イベントへの招待が可能になります。
また、集めたコインを指定の施設で使用する事ができるなど、楽しく宝を探しながら足を運んでもらおうという企画です。
この企画の大きな特徴は、最近のスマホやタブレットを使用して、冊子ではできない情報量をプレーヤーに与え、より楽しくプレイできる事。
そして、必要最小限のコストで運用できる事。(冊子やスタンプの費用削減につながります)
また、途中で新たに追加変更が容易にできる事などです。
更には、管理集計の手間がかかりません。
但し、デメリットともあります。
常にインターネット環境が必要となりますため、インターネット接続ができない機器では使用できません。
宝探しエリアは常にインターネット環境がなくては利用いただけません。
また、パケット通信量がかかります。会員登録する際や、マイページにアクセスする場合、あるいは宝の情報を参照する際、宝物やコインをゲットする際、そして報告所にて報告する場合など常にインターネットから情報を送受信します。
ゲームのルールや設定は自由に作ることができ、途中追加かや変更はシステム側で行えるため、冊子の印刷などの手間がかかりません。
また、QRコードを採用する事で、OSに依存する事がなく、どの端末でも利用できるメリットがあります。
このシステム構築及び、運用には以下の費用がかかります。
・システム導入費 (規模により価格変動あり)
・月額サーバー利用料金 (サーバーメンテナンス含む)
解約時の違約金等はありません。
準備から運用まで、最短で2ヶ月程度から運用できます。(規模に応じて異なる)
●このシステムは、ルールから運用までをパッセージ化したものです。運用者は完成後に告知及びイベントの設置を行うだけです。
このようなシステム連動型のスタンプラリーの導入に興味がありましたら、是非 鈴木までお尋ねください。
電話 024-563-7240
LINE偽メールに要注意
みなさんこんにちは、お盆はゆっくりとお休みできましたでしょうか?
私は、娘の勉強と自由研究などのおつきあいでゆっくりできませんでした。
さて、本日ご案内する内容は、LINEの偽メールについてです。
公式LINEと称すメールが最近出回っています。
メールのタイトルは、様々で「LINE変更確認」や「[LINE]二段階パスワードの設定」などいろんなタイトルで送られているようです。
その一部の内容がコレです。
タイトル:[LINE]二段階パスワードの設定
本文:
最近LINEアカウントの盗用が多発しており、ご不便をもたらして、申し訳ありません。あなたのアカウントが盗まれないよう、システムは2段階パスワードに更新いたしました。なるべく早く設定をお願いします。
こんにちは、このメールはLINEで自動送信されています。
以下のURLをクリックし、二级パスワード設定手続きにお進みください。
https://line.me/ja/anqun/gamess/authsupport/changePassword?veiyirifier=L8vlbLDI7yCbuqYugALOWktRy4IIuO6P
────────────────
LINE
http://line.me
LINE Corporation
────────────────
ここまで
ん~確かにごもっともな内容が記載されていますが、そのソースをのぞいてみましょう。
反転している文字に注目してください。クリックするURLはline.meと公式のURLなのですが、実際の接続先は・・・ http://www.bmlea.cn と書かれています。
これは、HTMLのリンク先を指定する部分で、<a href=”接続先のURL”>リンクの説明</a>という感じで使われます。
一見すると、公式のLINEサイトに接続しているかのように思えるのですが、実際には http://www.bmlea.cn に接続されます。
接続してみると、LINEのログイン画面そっくりのものが登場しました。
決してアカウントの入力はしないでください。(情報が漏れてしまいます)
おそらくこのメールは皆さんのアカウントを盗みとるために仕組まれたメールと考えて良いと思われます。
今回は、検証の目的で接続を試みましたが、大変危険ですので、こういったメールのURLはクリックしないようにご注意ください。
このようにメールアドレスを偽ったり、URL先を違う接続先に変える事は技術的に簡単な事なので、このようなメールが届いたら、一度疑ってかかり、ソースのURL先の確認やネットで同様の事例がないのかなど確認する必要があります。
公式LINEでは、登録されたメールアドレスへの配信は重要なアカウント情報の登録や変更などそれ以外では、すべてLINE内で行われます。
ましてや、登録した覚えの無いメールアドレスにLINEから通知が送られることは決してありませんので、そういったメールは破棄するべきと考えます。
内容にまどわされず一度、考えてからURLのクリックをする事を強くお奨めいたします。
独自のシステムやアプリを作って事業に生かす
暑い日が続きますね。福島も梅雨が明けて暑い真夏日が続いています。
アプリやシステムを作ろうと考えると高額で予算が組めないと考えている方も多いのではないかと思いますが、長い作業が毎月あるいは毎日続く事が大幅に短縮できたとすれば、作業にかかる時間はもちろん、人件費だって減らせるかもしれません。
大手に依頼すると、数百万円から数千万円は当たり前。と聞くと、ウチではそんなお金無いし~とあきらめてしまいます。
しかしこれがもし、数十万円ぐらいから可能だったとしたら・・・
あるいはかかる費用の2/3や半分が助成金でまかなえるとしたら・・・
私たちは、必要なシステムだけをピンポイントで制作し、お使いの汎用端末を活用する事で、低価格でOSに依存しない業務システム(アプリ)の構築を可能にしています。
では、どんな事をシステムに組み込むと便利になるのでしょうか?
以前受注いただいたS様。
24時間の勤務があり、出勤退勤が複数あって、休憩時間の調整や残業の調整を全て手作業で行っていました。
しかし、システムに計算方法を組み込んだ勤怠システムを導入する事で、この手作業が無くなり、勤怠の一部修正と、従業員情報の出力を1クリックで行うだけで、現在お使いの給与ソフトへ簡単に反映できるようにいたしました。
その作業わずか1分。今までは、1ヶ月の勤怠修正作業に23時間かかっていたものがこれほど簡単になりました。
1日8時間の作業とすれば、3日分の作業が1分で済んだ事になります。
各店舗の売上状況を知りたいP様。
毎日の売上げは、各店舗巡回していた時やエクセルデータに入力した情報をもとに本社で確認の作業を行っていました。
しかし、これでは当日の状況や売上が確認できない等から、日報業務をデータベース化してリアルタイム集計を実現しました。
日報には、売上げの他に、その日の天候や状況が記録でき、報告がリアルタイム化されました。
更に今まで予約状況を伝票の予約票で管理していましたが、画面入力に切り替えた事により、検索時間の短縮や引き渡し方法や順番なども簡単に表示できるようになりました。
催事予約は年8回程度あり、集計時間の大幅短縮で他の業務に専念できるようになりました。
電話の応対に苦労するO様。
電話の窓口専門では無いのですが、私に電話がつながってそれから部署へ回しています。1日多いときで1時間8回程度。
私が行う業務は経理なので、電話の度に作業が中断される事はとても辛いです。
そんな時にPBXが不要のクラウド電話応対システムを導入しました。
一度、ガイダンスが流れて、各部署を案内します。その案内の番号を電話機で押すと、直接部署へ転送してくれます。
他の電話番号や携帯電話にも直接転送できるため、とても便利になりました。
更にかかってきた電話番号はメールで通知してくれるので折り返しも便利ですし、時間帯によってガイダンスを変更する事も可能です。
予約順番を電話で伝えるY様。
来店時に予約ボタンを押すと、自分の呼出番号が近くなると電話でお知らせしてくれるシステム。
以前は紙にお客様のお名前を書いて頂いてスタッフが声をかけて対応していましたが、順番が長いと車でお待ちのお客様や一度外出してしまうお客様にもわかるように導入しました。
予約時に通知する電話番号を入力するだけの簡単な作業。自分の番号が近くなると、電話の音声で知らせてくれます。来店のお客様にとても好評でよかったと思っています。
いかがでしょうか?
このようにシステム(アプリ)は様々な使い方で皆様のお仕事を効率よくお手伝いするツールとなります。
もし、皆様の事業所で「こんな作業が簡単にできないかな」とお思いな事がありましたら、是非一度ドリームズカンパニーにご相談ください。
もしかすると、思ってた以上にお安くまたは便利にご利用になれる事と思います。
フリーアクセス 0800-800-2044(通話料無料)
FREESPOTを導入してお店をPRしよう!
今年は空梅雨かと思っていたら、今週はずっと雨が続いていますね。
そんな時はお店でちょっと時間を潰すことありますよね。
そんな時、Wi-Fiが使えたら・・・ というお店も少なくないと思います。
お店を利用するお客様の中でWi-Fiが使えたら・・・
と思っているお客様は実に55%以上。実に2人に1人が無料Wi-Fiを利用したいという結果があります。
特にカフェやレストランなどの需要が多く求められています。
今回ご紹介するものは、いつもご案内しているFREESPOTです。
すべてにインターネットが開通していれば、機器を購入するだけで無料Wi-Fiが提供できるというものです。
しかし、このFREESPOTにはもう一つお得なサービスがあります。
設置していただいたオーナー様の店舗をFREESPOT公式サイトで無料で案内してくれるというものなんです。
お店の掲載やクーポン配信なども行えるため、Wi-Fi導入による集客が見込まれます。
全国に1万3千を超す設置だからこそ知名度と、キャリアに関係なくほぼ全ての端末でWi-Fiを提供できるので、ユーザーとしてはとても便利にご利用いただけます。
小規模の店舗なら、1台の機器でほぼカバーできますので、オーナー様の負担も購入の1度だけ。
わからない事は弊社がご案内いたします。
設定の知識がなくても簡単に設置が可能ですし、設定が不安なら、弊社がお客様に代わって設定させて頂きます。
豊富な設置実績のあるドリームズカンパニーへ是非お問い合わせください。
どこでもWindowsを使いたい
いまここで、あのアプリケーションが伝えたら・・・
あの見積もりが見られたなら・・・
そんな時ありませんか?
業務で使われているアプリケーションのほとんどはWindowsで動くものがシェアを占めています。
最近では、AndroidやiOSで動くアプリケーションも出てきていますが、まだまだ限定的です。
いまここで自分のWindowsでしかも使いたいアプリケーションが自分の持っているデバイス(端末)で動かせるとしたら、あなたはどうしますか?
使い方次第では、とても最強のツールとなる事間違いないでしょうね。
近年の技術の進歩や通信技術の向上によって、この話がすでに現実のものになっているのです。
しかも、パソコンを買わなくてもお手持ちのスマートフォンやタブレットでWindowsが使えちゃうと言うのだから驚きですよね。
そんな仮想OSのお話をいたしましょう。
この技術はすでに6年以上前からはじめられている記述で、年を追うごとに技術が進化しており、今ではストレス無く使えるところまで来ました。
仕組みはシンプルです。本来パソコンを購入して、インターネットに接続して使うものがパソコンと呼ばれるものでしたが、最近はそのWindowsをサーバー機にインストールをして、通信回線を使ってお手持ちのデバイスでWindowsのコントロールを行うと言ったほうがわかりやすいかもしれませんね。
ハードが無くでも動くWindowsって魅力じゃないですか?
使い方は通常のWindowsと一緒ですので、なにも問題はありません。
もしあるとすれば、USB等の外部デバイスに一部対応していない事や、インターネット接続環境が無いと利用できないという事ぐらいでしょうか。
出張先からWindowsPC等でアクセスすれば、お手元のUSBに接続して利用する事も可能ですし、手元のプリンターで印刷をする事もできるようになります。(但し、Android,iOSは除く)
通常のパソコンと同様に動きますので、Internet Explorerを利用したり、ExcelやWordだって動いちゃいます。
また、業務でお使いのアプリケーションも動かす事ができます。(一部動作しないアプリケーションもあります)
と言う事は・・・
外出先ですぐに自分の使いたいアプリケーションを自分のお手持ちのデバイスからアクセスして利用できるという訳なんですね。
しかも使ったデバイス(端末)には一切情報を残さないから、とても安心なんですよ。
実はデスクトップばかりがこのような事ができる訳ではなく、WindowsServer、Linuxなども仮想化する事で実現できる時代なんですね。
という事は、わざわざ電気代やメンテナンスのかかるサーバーを導入しなくても仮想サーバーで、設置型と同等のサービスが利用できてしまうという優れたものなんです。
話がちょっとそれてしまいましたが、Windowsデスクトップがスマートフォンやタブレットで利用できたらどうでしょ?
やり残した作業を移動中や時間の合間に行う事が可能になりますし、専用アプリでないと確認できない業務ソフトウェアなども、見たいときにアクセスして作業をする事ができるという事なんですね。
例えば、お客様のところであの見積りの確認がしたい。でも、事務所まで戻るには時間がかかるし・・・
そんな時こそ、この仮想OSで見積りを参照すれば商談中であっても参考資料を引き出すことが出来る事でしょう。
当社では、このような仮想化技術をサービスとして提供しています。
ちょっと試してみたいという方には、30日たっぷりの無料お試しもありますので、是非ご利用ください。
そしてなにより、仮想OSの魅力は壊れないことです。
ハードが無い訳ですから、故障のリスクが少なく、ハードディスクの故障などでデータが消失するような事はありません。 メンテナンスにかかる時間は一切ありませんので、安心してお仕事に専念できる事でしょう。
私も、数年前からこの仮想OSを利用していますが、一度使うと便利すぎて手放せないものになるぐらいです。
どうぞ皆さんも仮想OSの世界を体験してみてはいかがでしょうか?
ランサムウェアにも強い!クラウドファイルサービス
みなさんこんにちは、システムエンジニアの鈴木です。
毎週のように騒がすコンピュータウイルス、ランサムウェア。
感染すると、ほとんどのデータが暗号化され、身代金を要求されるウイルスの総称です。
最近セキュリティー会社では、ウイルス検知の技術が進んで、ランサムウェアの動きを封じるものまで登場していますが、果たしてこれだけでデータは守られるのでしょうか?
実際にパソコンの運用例を考えてみましょう。
おそらく、一人1台でPCを管理されている会社はまだまだ少なく、1台を数人で共有している事が多いようです。
その場合、インターネットの使用やUSBメモリー、各種メディアからの共有という手段は幅広くどこからウイルスが入り込んでもおかしくない状況と推測されます。
だって、1人が他人の操作まで管理できませんよね。
そんな時に威力を発揮するのがウイルス除去ソフトです。様々なものが販売されてランサムウェアにも対応しているものが増えてきています。
しかしですよ。もし、他の方がセキュリティーを何らかの理由で一時停止させていたら・・・ あるいは、セキュリティーソフトの機能を意図的にオフにしていたらどうなるでしょうか。
これは当然の事ながら、感染してしまいます。
脆弱性を放置したパソコンからインターネットにアクセスすると、わずか接続後2分程度でウイルスに感染してしまうという調査結果もあるほどなので、可能性は低いと言っても、感染する可能性は十分にある訳なんです。
ランサムウェアはその特性として、データを全て暗号化してしまいます。これは、感染したパソコンにあるデータだけでは無く、そのパソコンに差し込んであるUSBメモリーはもちろん、USBやLANでつながっているストレージ、NAS、クラウドファイルなどにも影響します。
常にアクセス権が与えられている、USBやLANのストレージがある場合、ランサムウェアーはそのドライブをも暗号化してしまいます。
そこで今回ご紹介するサービスは・・・ なんと、ランサムウェアーに感染してしまってもデータをしっかりと復元できるファイルサービスをご紹介します。
このファイルサービスはクラウドで提供されるものですが、あたかも自分のパソコンにハードディスクを追加したような感覚でご利用いただけます。 しかも複数台との共有が可能なため、データの持ち運びが要りません。また、高価なNASの導入も不要です。
でも、こんなサービスなら何処にでもあるでしょ?
はいそうなんですが、このファイルサービスの一番の目的はデータを安全に守ること。
今では、感染を100%防ぐという事はもはや不可能に近いと考えてもよいと思った方が良いでしょう。
であれば、感染してもデータだけは守りたい。という意味から、通常のストレージサービスに更に復元ポイントを追加したサービスです。
復元とは、その復元日時のデータにファイルを戻してくれるというサービスです。
弊社では、最大約1ヶ月前まで復元を戻すことができますし、1日2回の復元を可能としています。
そのため、被害を最小限に抑える事を可能にしました。
ランサムウェアーに限らず、ファイルやフォルダーを誤って削除してしまっても、この復元を利用することで元に戻すことが可能となります。
この復元はフォルダー単位で行えるため、戻したいフォルダーだけを選んで戻すこともできるのでとても便利にお使い頂けます。
お試しで30日間無料でご利用できますので興味のある方是非どうぞ。
メンテナンスもフリーな事から安心してご利用いただけます。
USBメモリー(フラッシュメモリー)は保存用ではない
みなさんこんにちは、システムエンジニアの鈴木です。
身近に誰でも利用するフラッシュメモリー。今では安いもので数百円から販売され、USBに差し込んで使ったり、スロットにカードを差し込んで使うなど、便利に利用出来ますよね。
価格が安い事から、何枚(何本)か持って保存用に使っている方も多いのではないでしょうか。
実はフラッシュメモリーには欠点がある。
フラッシュメモリーは原理上、消去や書き込みの際に絶縁体となる酸化膜を電子が貫通して酸化膜を劣化させるので、書き換え回数に制限があります。最近のものは技術が向上しているとは言え、千回から一万回程度が寿命とされています。
ハードディスクの書き込み回数と比べてみるとツキとスッポンぐらいフラッシュメモリーの書き換え回数が少ないのです。
また、保存期間にも問題があります。
フラッシュメモリーは目には見えないかもしれませんが、酸化膜が日々劣化しています。この劣化は、書き込みを繰り返す母酸化膜の劣化が激しく保存期間が短くなります。
よく、しばらく放置したフラッシュメモリーを使おうとしたら、データが消えてしまった、あるいは書き込みエラーが出るなどの原因はこういった酸化膜の劣化が原因なのです。
一時的なデータの保管として利用するならば良いのですが、長期にわたるデータ保管は避けるべきと思われます。
このような構造のデメリットを理解した上で便利にフラッシュメモリーを使っていきましょう。